肉離れ


- 走ったり、ジャンプした瞬間筋肉がちぎれたような激痛に襲われた
- 足を着くのも辛いほど筋肉が痛い
- 体が硬いことを自覚している
- 力が全く入らない
肉離れとは?|横須賀市安浦接骨院・整体院
近年、健康志向の上昇に伴い多く見られる症状の一つに、肉離れがあります。
肉離れの定義として、肉離れは俗称で、正式には「筋挫傷(きんざしょう)」といいます。日常生活やスポーツなどを行うなかで、急激な激しい運動や無理な動作をした場合に発生する筋膜や筋繊維の損傷・断裂を表します。筋肉が裂けたり破れたりすることを筋断裂といいますが、筋断裂のうち範囲が部分的なものを一般的に肉離れと呼びます。
肉離れの中でも、腓腹筋(ふくらはぎ)、ハムストリングス(裏面の太もも)、大腿四頭筋(前面の太もも)に発生しやすく、他にも内転筋(内側の太もも)や腹直筋(腹筋)にも起こることがあります。
肉離れは損傷の程度によって重症度が分類されⅠ度(筋間損傷)・Ⅱ度(部分断裂)・Ⅲ度(完全断裂)に分類されます。
損傷程度により症状の重さや治療する期間にも影響します。
肉離れの原因|横須賀市安浦接骨院・整体院
肉離れが起こる原因としては、筋肉の柔軟性の欠如が大きな原因の一つです。
筋繊維に疲労がたまりすぎて柔軟性が欠如すると小さな外力で簡単に肉離れや、最悪の場合断裂も引き起こします。筋肉は筋線維の集まりですが、その中に硬い筋肉のシコリがあるとその場所ばかり負担が加わります。
柔軟性のない硬い部分は少しのストレスでも耐えられなくなり硬い筋線維は切れてしまいます。それがいわゆる肉離れの状態です。
肉離れの原因である筋肉のシコリのことをトリガーポイントと言います。
肉離れを予防するためにはこのトリガーポイントを取り除く必要があります。
肉離れを放置すると|横須賀市安浦接骨院・整体院
肉離れは再発しやすい怪我の一つで、痛みがなくなってからも筋力低下、柔軟性の低下によって再度痛めてしまう事がよくあります。
そうならないよう快適な日常やスポーツ復帰をする為に適切な治療が必要です。
肉離れの施術方法|横須賀市安浦接骨院・整体院
肉離れの場合一部筋肉が断裂している状態になるので、
なってしまった時は、患部を安静にしてRICE処置を行います。
RICEとは安静・冷却・圧迫・挙上の英訳の頭文字を取ったもので、施術の前段階である応急処置で行い、炎症を極力抑えるようにしていきます。
約24時間から72時間は冷却に当てます。
まずは物理療法を中心に超音波を使い、温熱を使った深層筋アプローチやハイボルテージによる高圧電気施術を行い筋繊維をほぐしたり血流の回復・柔軟性の獲得を目指し神経促通を行います。
炎症状態が収まったら、筋肉の再教育を行っていくのですが、まだ断裂部は完全な状態ではありません。
その間完全にくっつくまでは、包帯などで患部の圧迫固定を行い、動作制限し再断裂を防ぎます。
様子を見て痛みが収まったら、静的ストレッチングを行い、それでも痛みなど出なければ徐々に筋力強化・ジョギング〜ランニングと段階を踏んでいきます。
そして重要なのは再発しない為にも、柔軟性の改善と筋力トレーニングを行い負傷する前よりも強固な筋力を構築する必要があります。
このような緊急を要する痛みは早急に施術することをおすすめします。
神奈川県でスポーツ障害にお困りの方は、安浦接骨院へご相談下さい。